目黒雅叙園

日本国内最初の総合結婚式場として目黒雅叙園をイメージされる方も多いのではないでしょうか。
 
細川力蔵は料亭芝浦雅叙園を経営していましたが、目黒の土地や建物を入手し、1931年に目黒雅叙園と名付けた料亭を開業させたのが始まりとされています。
 

 

百段階段

 
豪華絢爛な装飾が施され、特に約5センチの欅の板材で作られた百段階段は有名です。
 
階段で結ばれた部屋はそれぞれ趣が異なっており、天井や欄間に著名な画家達の絵が描かれています。
 
具体的には日光東照宮の系列や桃山風、歌舞伎などに見られる江戸文化に属するものがあり、見学したいと感じる方が多いのではないでしょうか。
 
階段は百段階段と呼ばれていますが、実際には階段は99段しかありません。
 
これは奇数のほうが縁起が良いという説や未完のほうがよいといったような説があります。
 
中国では奇数は陽数とされ縁起がよいとされ、100段ではないということで、未来へ発展が続くという意味合いも込められています。
 
2009年3月16日には、東京都指定の登録有形文化財に登録されました。
 

 

宴会場

階段沿いには7つの座敷棟宴会場がありますが、どの会場も素晴らしいものとなっています。
 
 

十畝の間

 
十畝の間は、荒木十畝の四季の花鳥画が特徴です。
 
黒漆の螺鈿細工を随所に見ることができるため、重厚な造りに驚いてしまうかもしれません。
 
 

漁樵の間

 
漁樵の間は、格天井には菊池華秋原図の四季草花図、欄間には尾竹竹坡原図の五節句が浮彫されています。
 
室内は、全て純純金砂子や純金箔、純金泥、仕上げられています。
 
 

草丘の間

 
障子建具に特徴があるのは、草丘の間と考えて間違いありません。
 
面腰組子となっており、格天井や欄間には礒部草丘の四季草花絵が描かれています。
 

 

清方の間

 
鏑木清方が好きな方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 
鏑木清方が愛着をもって造った清方の間もあります。
 
茶室風の部屋となり、欄間には四季風俗美人画、扇面形杉柾板には四季草花をチェックすることが可能です。
 
 

星光の間

 
絵だけではなく、銘木が気になる方もいらっしゃるのかもしれません。
 
床柱に北山杉天然絞丸太を使用しているのは星光の間となります。
 
格天井及び欄間には板倉星光の四季草花が描かれており、豪華な部屋となっています。
 
 

静水の間

 
橋本静水の絵を楽しみたい方もいらっしゃるかもしれません。
 
静水の間をチェックすると良いです。
 
天井や欄間に絵を見ることができ、格天井の秋田杉には池上秀畝の鳳凰も見ることが可能です。
 
 

頂上の間

 
他にも、頂上の間も存在します。
 
某アニメ湯屋のモデルになったり、某小説家の作品に登場したり、多くの人にイマジネーションを与える場といって過言ではありません。
 

 

ランチイベント

 
目黒雅叙園では、百段階段を見学した後ランチと楽しむことができるイベントがあります。
 
普段は文化財を保護するということで一般公開はしていたいため、イベントに参加すると見学することが可能です。
 
専任のガイドにより歴史等の説明があるため、見どころを逃さず楽しむことができるかもしれません。
 
食事は中国料理やイタリアン、和食等を楽しむことが可能です。
 

 

アクセス

 
 

電車

 
東急目黒線やJR山手線西口、地下鉄南北線や三田線共に目黒駅で下車します。
 
行人坂を下って徒歩3分、権之助坂を下って徒歩5分と考えて間違いありません。
 
外回りで東京からは20分、品川から7分と考えておくとよいです。
 
 

 
車で移動する場合は、首都高速2号線目黒ランプを降り、右折車線へ移動します。
 
上大崎交差点を右折し目黒駅を過ぎ、二つ目の信号の先を左折すると目黒雅叙園に到着します。
 
 

バス

 
無料ホテルバスを利用するのもよいかもしれません。
 
JR目黒駅東口やJR品川駅高輪口から乗車することができます。
 
停車場所にバス停がないため、バスが到着したら乗車する形となります。
 
また、道路状況等により出発時刻が前後することがあるため、あらかじめ認識しておくとよいかもしれません。